★Dong XoaiからDong Nai(Tri Anh湖)へ!★
かつてGoogle Mapのベトナム情報が乏しかった当時、
名無しの村として攻略したドンナイ省のTri An湖である!
=====過去参照リンク=====
★Port Splitterを使ってみる★ 2009年2月7日
★名無しの村を攻略セリ★ 2009年2月9日
当時、名無しの村、無印良村からDong Xoaiへ抜ける道が有る様であること
は衛星画像で何となく分かっているたのであるが、見る限り町や集落の無い
ジャングルの中を100km近く走ることになるはずである。
どのような道かという情報が全く無かったのと、ちゃんと抜けられる
と言った保証も無く、途中で道が遮断されていたり、悪天候の為に
立ち往生なんという事も無いとはいえず、最悪、立ち往生の末に日が落ちたり
してしまうと、人気の無いジャングルで一晩過ごすなんて恐ろしくて
中々行動に移せないでいた。
↑今回のルートである。 (合計268km)
なので今回は先にDong Xoaiへ入り、Dong Xoaiからドンナイへ
なんかしてみることにした。
かつてのベトナム戦争(ベトナムの人はアメリカ戦争と呼ぶらしいが)の激戦地
であるDong Xoaiである。
前回撮影せず通りすぎて後悔した兵士の慰霊塔(って塔は無かったが)
を撮影してDong Xoaiへ入る。
★Battle of Dong Xoai★
↑省道741号を走りDong Xoaiへ入る手前のモニュメント
Dong XoaiからドンナイのTri An湖方面へ行く省道768号を探すのであるが
中々見つからない!
Dong Xoai市内(市かどうか不明であるが)を走りまわり何とか獣道の様な
ドンナイ方面のある南へ向かう林道を発見!
ふむふむ・・なになに?Ma Daまで28km・・・・?何か良く分からないが
南にMa Daという集落があるらしい!
万が一遭難しても集落があればなんとかなるだろうとその林道へ入り
南下する!
南下する内にGoogle Mapの省道768号線とGPSの軌跡(noniGPSPLot)
が重なってくる!おお、いいぞ!これこそ探していた省道768号線である!
間違いなくドンナイへ向かっている事を確信する!
いつでもそうであるが、こうやって入り口の分からない省道を走り
GPSの軌跡とマップが一致した時ほど嬉しことは無い!
まずは一安心だ!
しかしドンドン南へ走るがまだ(笑)Ma Daらしい集落が見えてこない。
と、、、いきなり小川が・・・
↑おお!カフェスダの小川に遭遇である!
どうするのだ!?渡し船らしいものも付けられるような岸もない!
困った時のタバコである!
とりあえず切り株に腰を掛けタバコをふかしているとバイクが
一台、そしてもう一台と徐々に増えてくる(と言っても最終的には3台)
みなに向かって、Phaが来るのか? と聞いてみる。
前回覚えた(と言ってもまだ予想であるが)ベトナム語での渡し船であろうと
予測される Phaである!(ややこしい)
早速試してみるが。やはりアクセントが悪い様で通じない・・・
日本語、英語、中国語でかたっぱしから話してみると
3台のバイクの内の一人が中国語を話すようで反応あり!
おお!嬉しいぞ!
彼の話だと 小泉首相が来るらしい! があああ!違う!
小舟が来るらしい!
その位ややこしい普通語(北京語)の発音であるのだ!
さらにこの小川は乾季には水がなく、小泉首相。。いや小舟が無くても
バイクでそのまま走れるそうである!
なるほど!乾季に再度挑戦してみたいものである!
↑うは!首相が来た!(もうええって・(^_^;)
待たされる事40分近く!やっと首相が来た!
えっ、小船にエンジン無いの?
何とロープに手をかけ手繰り寄せながら船を向こう岸からこちら岸まで
渡しているのである!
↑無事に小船に乗り込み!船頭さんご苦労さん!
↑途中でロープは無くなり後は川底に櫂を引っ掛けおっちらと進む!
↑やっと向こう岸・・・
↑渡し舟の場所とTri An湖の位置関係。
この小川がDong Xoaiの有る BINH PHUC省とドンナイ省の境にもなっているらしい。
↑省の境の拡大図、なるほど衛星画像には水は写っていない、
と言う事で遭難する事も無く無事通過!
BINH PHUC省側の道路は途中から結構広く平らに均された赤土の林道で
ドンナイ省側は以前通過したときより舗装が行き届き快適であった。
ジャングルと言うよりは植林されたゴム畑といった感じで獣も出てきそうに
無く恐れる様な道ではなかった。(でも車での走破はかなり難しいかも?)
夜になると明かりがまったく無いので挑戦する人が居れば必ず明るい内に
走破できる様にスケジュールを組むのがいいかも知れない。
人気の無いジャングルの距離は80kmくらいであろうか?
↑Tri An湖の水門から流れ出すドンナイ河の源流である!
Asukaly yours!
=======追記=======
Dong Xoai付近の768号線であるが衛星画像と
実際今回走ったルートからするとGoogle Map (earth) 上の
768号線は本来のルートと違う場所に書かれているようである。
事実走ったルートとGoogle Mapの768号の合流点には
それらしい道、あぜ道らしき物も存在しなかった。
↑上記の部分の768号線は存在しない?
↑拡大図
↑Google Earthから道路標示を外した画像
Asukaly yours!
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Comments (2)
凄い!カッコええ!真似したい。でも怖いなぁ。まずはバイクを買わねば。
コメント by アクセスバスター — 2010/10/11 月曜日 @ 9:04:01
親分!コロンブスやマゼランの様な冒険家になった気分ですよ!(爆
コメント by Asukal — 2010/10/11 月曜日 @ 11:38:16