★サイゴン迷路・・スゴロク?★
サイゴン周辺、特に南部は動脈の様に走る河川の為に
まるで迷路なのである。
ある時は河にぶち当たりそれ以上は進めなく
仕方がないので何キロも引き返す事がしばしばある。
ある時は予想しなかった渡し舟を発見しその船に乗る。
実は予想せずにこの渡し舟に遭遇した時ほど
興奮と感動と言うか、血が騒ぐ事はないのである。
もちろん渡し舟を見つけたときはすかさず乗るのである。
言葉も通じないので何処へ行くかも聞けず、いや分からない方が
面白いのでもあるが。
そのまま予想もしなかったところへと運んでくれる渡し舟・・・・
迷路からいきなり抜け出すばかりでなく思わぬ方面へスキップする!
まるでスゴロクで『5こま進む』がでた時の感動に似ているかもしれない。
と言う事で、高速道路のように整備されたと言う
今回はCan Gioの幹線道路以外の北部のを攻めるつもりであった。
北部の河川沿いを攻めると以前攻略した所の対岸に出られると
思ったのである。
以前は対岸からしか見れなかったCan Gioを今回は
Can Gio側から眺めようと言う魂胆である。
地図中の数字は以前行ったCan Gioの対岸側である。
★印は河で道路が寸断され、渡し舟も無く引き返した。
橋は建設中であったが、わたる方法が無く、仕方なく一旦大きな道路(Rung Sac)まで
引き返し南側を攻略してみた。
↑デッドエンドである!
後に南から回りこみ反対からもこの景色をみたw
↑以前は工事中で誇りだらけでデコボコだった道路(Rung Sa)も
まるでハイウエイの様に整備されていた!
なんかする途中幹線道路=Rung Sac通り(?)を西にはいる
道路があった。以前は赤土道路で工事中だったのでスルーしたのであるが
なんと舗装されていたのでちょっと挑戦してみるのである。
Googke Mapにも出ていない道路なので行き止まりで引き返す羽目になる事
覚悟であった。
↑Rung Sacをはずれ東に進む道中で見た光景。
干上がってマングローブの根がむき出しであった。
なんかドクロの森みたいで気色悪かったw
とに角東へまっしぐらに進む!
どこで終わりかとハラハラしながら進む!
と、、なんと渡し舟発見!
↑渡しぶねぇええ!
しかしどう見ても車両用の船ではない!が。。
乗れるかとジェスチャーをすると 行け行けと手招きをする!
↑うっ、村の集会所???船の先客の人々(汗
左中央のオヤジが何か仕切り役の様にやたら景気良く
席を空けてくれて手で空いた椅子を叩き『ここに座りねぇ!』と
ばかりに招いてくれる。
いやな予感を感じながら座るのであった、
船が出て暫くするといきなり救命胴衣をAsukalに渡し、
水が浸水しているぞ!死ぬぞ!見たいなシグさでAsukalをおちょくる。。
↑水が入ってきたのは冗談ではなかったが・・・
おばあちゃん居り、いきなりおっぱいを出し赤ちゃんにミルクを
飲ませる人ありぃの、タバコを交換せぇと言うにいちゃんありいの、
オヤジのスリッパとAsukalのサンダルを交換してやれと言う人ありぃいの。。
まあ本当にどっかの田舎の寄り合いに飛び込みで参加させられた
ような気分である。だが、いいぞぉこの雰囲気・・・
↑このスリッパとAsukalのサンダルを交換せい!と・・
↑スリッパの男の全容!
↑船のデッキで・・・切符係のにいちゃん!
決して横着でAsukalのバイクにまたがっているわけではなく
デッキの上でバイクのサイズの問題でAsukalのバイクだけ皆のバイクと
同じ向きに止められず、横揺れで倒れそうなので
人間アンカーをしていてくれるのだ。
で、、未だに何処へ行くかも分っていないAsukalであるが
方向から予想するには7区のさらに南のサイゴン島の西の端か?
或いはさらに南のGo Congか?
↑はいはい、寄り合い終了。。解散!
と、、うう、予想しなかった、その二つの候補の間にある
船の画像のあるあの場所であった!
↑以前は陸地側からであったが今回は船側から撮影である!
しかし以前陸地側から見たときはバイクを乗せられるようには見えなかったが。
そしてこの陸の孤島を西まで走り渡し舟かと思ったら
すでに橋が完成していたのである。
瀬戸の花嫁もこれからは渡し舟を使うことなくこの橋で
嫁いでくると言うわけである。
↑孤島と陸地を繋ぐやたら立派な橋が出来ていた!
↑フムフム・・キンニクマン橋と言う名前だそうだ(ウソ
まあ何のことか分らないけど・・・橋の全長や端の名前くらいは読めるぞ!
実はこの看板の後ろ側は軍隊の宿舎で兵隊さんが笑いながら撮影する
Asukalを見ていたのである!
・・・・と言う事で久々に迷路とスゴロクの醍醐味を味わった
Asukalであった。
Can Gioへ行こうと思ったときには想像もしなかったルートで
帰ってこれたのである。
この迷路とスゴロクの魅力、病み付きになるのである。
新しい回廊を見つけたキャラバンの様な気持ちであった
(キャラバンがどんな気持ちかはAsukalも実は知らないがw)
Asukaly yours!
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